滅菌・院内感染

『滅菌や消毒』はちゃんとされてる?感染から自分や子供を守るには絶対チェック!

滅菌、衛生管理をまず初めにチェックしよう

 

これまで歯医者さんに何気なく通っていたという方は多いかと思います。

でも、『滅菌や消毒がちゃんとされているか?』

ということについては考えたことの無い方がほとんどなのではないでしょうか?

 

下は新聞に取り上げられた『7割で歯を削る機械の使い回し』の記事です。

 

衝撃を受けますよね!

歯を削る機械の7割が使い回しとは。

 

歯を削る時には血も出たりしますから、それが歯を削る機械に付着して、感染のリスクは当然高くなります。

その、歯を削る機械のことを『タービン』といいます。

 

このタービンは回転しながら、水を噴射します。

なぜかというと、回転を止めて、定位置に戻す時に、ポタポタと水が垂れないための仕組みなんです。

ただ、タービンを止めた瞬間に、水を吸い込むと同時に、お口の中の「細菌のまじっただ液や血液」も、少し吸い込んでしまうんです。

で、また使用するときに、水は噴射されます。

つまり?

 

肝炎やHIVなどいろいろなことが心配になります。

子供を連れてせっせと歯医者に通っていたなんていう人は、たまったものじゃないです。

 

正直な話、滅菌・衛生管理については、まじめにやっている歯医者と、そうでないところに分かれるのです。

そして、調査の結果は、7割が使い回し、、、

ということなんです。

 

さらに、さっき説明した、タービンが水を吸い込むお話しなんですが、

吸い込んだお水はどこにいくかというと、診療ユニット(治療の時に座る歯科治療用の座席)についている水タンクにいきます。

このタンクのお水が噴射に使われます。

実は、そこで細菌が増殖していることがわかりました。

 

これも新聞に取り上げられた記事で『吸い込んだ細菌が診療ユニットのタンクなどで増殖している』というお話の記事です。

 

さらに衝撃ですよね、、、

このように、歯医者で使う水そのものが「細菌のウヨウヨいる水になってしまっている」という状態なんです。

何百人という患者からの細菌がたまっていると考えたら、危険この上ないです。

そしてほとんどの歯医者がそういう状態という調査結果ですし、たいていの歯科医師は、そのことがわかっているんです。

歯医者にせっせと通っているほうが、細菌に感染するリスクが高くなるということを。

なぜ対策が普及していないかというと、『お金がかかるから』が大多数なんです。

これはあり得ないことです。

健康を守る立場にありながら、お金と患者の健康を天秤にかけて、患者をリスクにさらすなんていうことは。

子供を連れて行く親なら何百倍も憤りを感じます。

立派な外車に乗るお金があるなら、徹底的に対策をしてほしいですし、借金してでも対策をしなければならないと思います。

 

こうなると、歯医者の選び方、迷ってしまいますよね。

感染に対してのチェックポイントをまとめると、

・タービン(歯を削る機械)の使い回しをしている歯科医院がたくさんあることがわかり、新聞に取り上げられた。

・タービンが止まるときに少し水を吸い込み、また使うときにそれを吐き出す。この時、水だけではなく、だ液や血液も同様に吸い込み、吐き出す。

・タービンから水を吸い込むことで、診療ユニットの水タンク内で、細菌が増殖しているケースが非常に多く、新聞に取り上げられた。

・これらのことから治療を受けた患者は、何らかの細菌に感染している可能性が高くなっていることが考えられる。

 

これらは絶対に『要チェックポイント』です。

 

チェックポイントはまだまだありますけど、また次の記事で!